今回は、ahamoが2024年10月から全契約者を対象に、ahamoの容量を20GBから30GBへ変更するという。その背景には一体何があったのか、考察していきたいと思う。
なお、今回の考察はあくまで筆者の考えに基づくものであり、実際にそのような背景があったかは不明である点に注意していただきたい。
なぜahamoは料金そのままでギガを増量したのか
なぜahamoは料金そのままでギガを増量したのか、その原因を考察して行く。
今回は、ヤフーのコメント欄を参考にしながら考察をしていきたい。
楽天モバイルへの流出対策
一つ目が楽天モバイルへの流出対策の1つと考えている人もいる。
その理由として最近docomoの電波が悪いという噂を聞いたことはないだろうか。
docomoは、最近は「繋がりづらい」「通信できない」などそんな苦情も多く寄せられているという。実際にdocomoの公式資料でも、都市部において一部繋がりづらい現象を確認しているとコメントしている。そういった際に、乗り換え先で有力なのが楽天モバイルなのである。
その楽天モバイルへの乗り換えを防ぐためにも30GBまでに増量した可能性が考えられる。
大容量プランに慣れさせるため
もう一つ考えられるのが、大容量プランに慣れさせてdocomoへの移行を促すためとも考えられます。
今まで20GBだったのが30GBになると、ユーザーも容量を気にせずデータを使えるということでより大容量プランに慣れさせ、docomoのデータ使い放題に移行させる狙いがあるのではないか。
LINEMOの新料金プラン潰しのため
LINEMOでは、新料金プランとして「LINEMOベストプランV」というのが発表されています。
これは20GBまでは税込み2,970円でahamoと同じで、30GBで税込み3,960円というプランである。
これが、ahamoで2,970円で30GBであれば、ahamoのほうが安いことになる。
20GBでは足りないけど、大盛りまではしなくてもいいかな…と考えてLINEMOに移行してしまうユーザーを囲い込む狙いがありそうだ。
まとめ
ahamoが20GBから30GBに増量し、改良をおこなったことは消費者にとっては嬉しいことのみである。
今後も様々な形態各社が料金プランを見直し、消費者がお得に使えるようになっていければと思う。
今後も引き続き携帯各社の料金プランの解説を行っていく予定をしている。
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